こんにちは、お世話になります、チキコです。
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映画『3D彼女』(実写)をお勧めされて、見ました。
原作読んでなく、アニメも見ていない状況というゼロスタートでの鑑賞です。
前半、秀逸な面白さです。
前半、文句なしにめちゃくちゃ面白いです。
なので前半の話の感想を綴ります。
本作では、高校や家庭でアニヲタがどういう扱いをされているか?
というところから入ります。
これを、男のアニヲタ、女のアニヲタの両面から描いた上で
マイノリティ趣味の生きづらさを表現しているのですが
エピソードの中で、ヲタ生徒を蔑視していた陽キャのチャラ男みたいな生徒が
ヒロインに暴力を振るわれてそれが他の生徒にみられたことで
クラスカーストの底辺層に落ちていくシーンがあります
2000年代までだったら
少女漫画でも、少年漫画でもこの役(ロール)はヤンキー男だったんですね
それが少子化や所属団体としての”ヤンキー”自体が少なくなりまして
このロール、陽キャのチャラ男っていうのが興味深いと思います。
90年後半〜00年代前半まではギャル男だったんでしょうけど、
ギャル男が陽キャのチャラ男に変化していったんですね。
※変形としてバブル期頃は「キザ男(金持ち坊ちゃんキャラ)」というのもあります。
なので、このような役(ロール)「逆らえない、イヤなやつ」を受け持つには
バンカラからジャイアンを代表とする「ガキ大将(番長)」から
ヤンキー、ギャル男、陽キャのチャラ男と変化しているんですね。
つまり漫画の世界では、「陽キャ」自体があまり好まれていないのがわかります。
そんな「好まれていないキャラ」である
ヤンキー、ギャル男が、クラスカーストの底辺層に落ちていくシーンがあったら
ただの「報復」「自業自得」「結果」で終わるんですが(シナリオ上の読者のストレスが発散)
本作では、陽キャのチャラ男がクラスカーストの底辺層に落ちた先に
主人公やヒロインたちが「私たち何でもありだから」と
受け入れる側になったのが、本作の良心といえます。
最近話題になっていた奈良の『春さくらコテージ』さんの
“18歳から35歳の独身男性の皆様最重要事項”にも
陽キャが嫌われる理由と共通のことがかいてあります。
http://harusakura.com/pg61.html
さて、本作で特筆すべきは主人公男ヲタク「つっつん」の動きの演技です。
これ原作通りなの?!それとも脚本や演出が指導したの?!
どうしたらこんな動きが・・・・?!
予告でも使われていましたが、机を避けながら逃げるシーンは
めちゃくちゃ気持ち悪い動きで最高です。
人間の腰って、こんな動きできるのか!
もう1つの見所としては、主人公「つっつん」の1人会話です。
アオイホノオを彷彿とさせる
自問自答の応酬も本作の見所です。
個人的には、主人公「つっつん」の親友が
好きな子(片思い)の女の子を傷つけないために
「俺の屍を越えてゆけ」と言いながら
本当に精神的に屍になったシーンが一番
やさしさと、せつなさと、こころづよさと、という言葉そのものの
無茶苦茶かっこいいシーンでした。
近年稀に見るかっここいシーンだよ・・・!
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