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読書紹介文「アニメーションの本」

アニメーションに限ったことではありませんが、何かを作ろうと思った時に、道具の使い方を学んだだけでは思った通りのものを作るのは難しいものです。私が使っているのは主にAdobe Animateというソフトですが、公式のチュートリアルなどで使い方を学んだだけではアニメーションを作るのは困難でしょう。より正確に言えば、「自然なアニメーションを作るのは困難」といったところでしょうか。


アニメーションの世界にも物理法則はあり、その中であらゆるものは動いています。ボールを空に投げれば落ちてくるし、遠くにあるものは小さく見えます。重力に逆らい魔法で空を自由自在に飛び回る作品も当然あるわけですが、それに説得力をもたらすのは「この作品の世界には重力がある」と感じさせることだったりするわけです。


アニメーションの本 - 合同出版

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この本は、アニメーションを作るうえでの基礎知識を教えてくれるものです。慣性などの自然法則、「つめ」や「のこし」など中割り(動きの最初と最後を決め、その間の絵を描いて埋めていくことです)の考え方、遠近法など、自然なアニメーションを作るうえで参考となる知識が、イラスト付きで解説されています。人や動物の動きの実例なども掲載されています。


初版が1978年とかなり古く、アニメーション制作手法の説明がセル画を用いるものであるなど時代を感じさせる内容ですが、より自然なアニメーションを作るための基礎知識を得るための本としては、今でも通用するものだと思います。


「ソフトの使い方は分かったけど、より自然なアニメーションを作るにはどう考えれば良いのか分からない」といった時に、手に取ってみてはいかがでしょうか。


なにぶん二十年近く前に購入した本なので、やや汚れが目立ちます。お目汚し失礼いたします…


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