NaeBuka
コウキ
コウキ

fanbox


読書紹介文「”主線なし”イラストの描き方」

「絵の描き方」については、ネット上などでも色々な方が解説しているのを見かけることはありますが、輪郭線を使わない自分の場合、線画の描き方など今一つ参考としづらい場合も多かったりします。そんな中、最近出会ったのがこの本で、主線の無いイラストの描き方を解説しています。


“主線なし”イラストの描き方(ア・メリカ)|翔泳社の本

(frame embed)



はじめに主線なしイラストの概要(主線とは何か、それが無いとはどういうことか)、作業によく用いるツールや機能の説明(この本ではPhotoshopでの説明がされていますが、他のソフトでも同様の機能を用いて作画可能との事)がされています。


その後は、主線なしイラストに必要な四大要素を、有効に活用するためのコツを交えつつ、実例を元に説明しています。


四大要素はデフォルメ、テクスチャ、立体感、色の四つであるとしています。例えば、デフォルメのコツの一つはシルエットにこだわることで、足したり引いたりして整えることでモチーフが際立つと説明されています。


資料集め等の下準備から始まり、ラフを作成し、ベースとなる形を塗り、その後に背景や細部を描き加えていき仕上げを行う。どの要素においても、共通して基本となる作画のサイクルで作業が進められることが、実際に絵を描く過程を元に解説されています。


ちなみに、ベースとなる色を塗り、それから描き込んでいくやり方は、イラストレーターのさいとうなおき氏が髪の上手な描き方として動画で説明しており、主線を使う絵の場合でも、とても有効な手段であるようです。


【反則技】髪の毛を簡単に描く方法【再放送】


同じ主線なしイラストでも、自分とは作風や作業環境が異なるため、この本で書かれている手法をそのまま取り入れることが出来るとまではいかなそうですが、今まで見たイラストの描き方の中では、一番参考とできそうに感じた一冊でした。


この本の中で、主線のない絵は柔らかい雰囲気を出すことに長けている表現であると紹介されており、自分もその特徴に惹かれて今の絵柄になりました。主線のない、柔らかい雰囲気の絵を描いてみたいという方は、手に取ってみてはいかがでしょうか?


柔らかい雰囲気ながら、影を効果的に利用することでメリハリのある印象的な絵に。

読書紹介文「”主線なし”イラストの描き方」 読書紹介文「”主線なし”イラストの描き方」

More Creators