燃えるような日差しが容赦なく照りつけ、誰も彼も滝のように滴る汗を拭きながら、せわしなく街を歩く。その街を見下ろす小高い山の中腹に造成されたニュータウンのショッピングセンターは、文字通り燃えていた。 窓という窓から炎が噴き出し、人々が逃げ惑う。いにしえの戦場絵巻に登場するような足軽の姿をした戦闘員、ヒトカラゲの群れが五人、十人と集まって、泣き叫ぶ子供を小脇に抱えて走り回っていた。ニンニンジャーも駆けつけて散り散りに敵を倒してかかるのだが、際限なく現れて追いつかない。 アカニンジャーとキニンジャーの二人は逃げたヒトカラゲを追いかけて、併設されている立体駐車場の階段を駆け上がっていた。猛暑の中を動き回る二人は、脇や胸、背中にびっしょりと汗染みを浮かせ、マスクの中に籠もる蒸れた体の臭いに顔をしかめながら、子供の泣き声を頼りに五階までたどり着いた。 「どこにいるんだ?」 「声が反響して分からないよ」 アカニンジャーとキニンジャーは周囲を見回しながら、整然と並ぶ車の下まで注意深く目を向ける。車の中を覗いても、下を覗いても、果ては天井を見ても姿は見えず、それでいて泣き声はあたりにこだまするばかり。 「どこにいるのかわかんねえ!」 アカニンジャーがきょろきょろしているそばでキニンジャーは非常階段の方へと走っていく。アカニンジャーは耳を澄ませて目を閉じ、声のする方角を探る。 「こっちか⁉」 狙いを定めて走ってみたものの、駐車場の中央へ来たところでまた方々から聞こえてくる。 「どこにいるんだよ……」 アカニンジャーの背後で床がぐにゃりと歪み、七歳ぐらいの男の子が泣きながら這い出てきた。 「おわ⁉」 突然現れた男の子に驚きながらも、 「もう大丈夫だぞ、ほら、泣かないで」 と手を差し伸べる。男の子は小さく、 「うん」 と頷くと、突然足を振り上げてアカニンジャーの股間を蹴り飛ばした。 「ぎはっ⁉?」 その威力たるや一撃でアカニンジャーは天井に頭をぶつけ、真っ逆さまに床へ落ちた。 「あがあああっ!」 両手で股間を押さえてのたうち回るその声にキニンジャーが慌ててやってきて、 「大丈夫⁉」 とアカニンジャーに駆け寄る。だが、強烈な痛みに呻くばかりで、ただ必至に男の子を指さしていた。 「僕が連れて行く!」 「ちがっ、そうじゃなくて!」 「え?」 キニンジャーが振り向いた刹那、男の子が飛び上がり、キニンジャーの横っ面を蹴り飛ばした。 「ぐはっ⁉」 吹っ飛び車の屋根に叩きつけられて床に落ちたキニンジャーがふらふら立ち上がると、男の子はアカニンジャーの腹を蹴り飛ばした。 「ぐあっ!」 到底子供の力とは思えない威力の蹴りが炸裂して、アカニンジャーが吹っ飛んでいく。車の窓ガラスを突き破って半身を中に突っ込んだまま、動かなくなってしまった。 キニンジャーが忍者一番刀を抜き、 「出たな妖怪!」 と身構える。すると子供はにぃっと笑って、 「妖怪? まあ、化け物には違いないかもなあ」 印を結ぶと徐々に体が膨らむように大きくなり、着ていた服が裂けていく。やがて身長二メートルを超えるほどの、たくましい筋肉の鎧を纏った大男に姿を変え、 「何者だ⁉」 「そうだねぇ、清(せい)平(べい)とでも名乗っておこうか」 「清平?」 「世の中の秩序を乱す、ニンニンジャーを叩き潰して真の平穏をもたらすのさ」 「へえ。それ逆じゃないの?」 キニンジャーは刀を構えてひらりと宙を舞い、清平の前に立つと鈍く光る切っ先を突きつけた。 「僕が返り討ちにしてあげるよ!」 キニンジャーは床を蹴って清平に飛びかかり、刀を振り下ろした。 「…馬鹿め」 「えっ」 刃が清平の肩に当たった瞬間、ぼっきりと折れてしまったのである。 「うあ⁉」 数多の悪を斬ってきた刀があっさり折れて、清平を見れば傷一つついていない。 「あうっ、そんな⁉」 キニンジャーは刀を投げ捨て手裏剣を投げつける。だが、その刃も清平の筋肉に弾かれて、かちゃかちゃと床に散らばった。 清平は首をかしげて笑い、 「何がしたいんだ?」 と言ってじっとキニンジャーを見つめた。 「く、くそ!」 腕っ節にも自信があるキニンジャーは、持ち前の力を発揮して殴りかかった。清平の懐へ潜り込んで、腹を何度も殴りつけ、とどめの回し蹴りを放つ。その鋭い蹴りを清平は、 「トロいねえお前は」 と言いながら、左の小指で受け止めたのである。 「なっ―」 清平が口を開け、大きな火球をキニンジャーに撃った。 「ぐはあっ!」 胸から火柱を噴いて吹っ飛んだキニンジャーがゴロゴロと転がっていく。 「ぐあああっ!」 スーツの胸が焼け焦げ、バチバチと火花を散らしていた。 「あうっ、くそぉっ……!」 よろめき立ち上がったキニンジャーの腹に、清平の太い腕が襲いかかり、拳が腹を打ち据えた。 「ごぼぉ゙っ!」 再びキニンジャーが吹っ飛び、背後の壁に背中を打ち付けた。壁に幾重も亀裂が走り、キニンジャーがずるずると倒れ込む。右手で腹を押さえ、 「がはっ! はうっ、うっあぁっ!」 こみ上げる吐き気を堪えているところへ、さらに清平の蹴りが飛ぶ。 「ごはっ!」 垂直に打ち上げられたキニンジャーは天井に背中をぶつけて床に落ちると、今度は両手で腹を抱えて悶えはじめた。 「おごおおっ! うごおあああっ!」 「お前を守ってくれるスーツ越しでもこの威力か。ほら、立てよ」 清平はキニンジャーの頭を掴んで壁にもたれさせた。そして印を結ぶと、無数の棘がついた巨大なハンマーが姿を見せる。グリップを握ると棘のついたヘッドがモーター音を響かせて高速で回転しはじめた。それでキニンジャーを縦に斬る。 「ぐわああああああっ!」 キニンジャーの全身から火花が飛び散り、清平は口を歪めて笑うと横に斬りつけた。 「うわああああっ!」 何度も何度も、清平はキニンジャーを斬り、あたりに破裂音と悲鳴が響き渡る。 「ぐやああっ! はがああっ! うっぎゃああっ!」 黄色いスーツに所々血が滲みはじめると、清平はさらにスピードを上げて何度も斬りつける。 「ひぎゅあっ⁉ あっぎゃあっ! うぎぃああああっ!」 スーツ越しとは言え全身を棘で抉られ、キニンジャーの悲鳴が獣じみてくると、清平はグリップを握り直して振りかぶる。 「あうっ―」 ハンマーがキニンジャーの腹にめり込み、 「げぼお゙ぉ゙っ!」 壁を突き抜け、ボールのように跳ね転がっていく。 「あううぅぅぅっ……!」 清平はキニンジャーを宙に投げ、アカニンジャーのいる方へ向けてハンマーで殴り飛ばした。 「ぎゅはっ!」 体をくの字に折り曲げたキニンジャーが、まわりの車もろとも吹っ飛んでいく。数台を巻き込んで大爆発が起こり、燃えさかる炎の中でぐったりとしたまま動かないキニンジャーを清平は鼻で笑った。 「まずはあいつから始末するか」 ゆっくりと炎へ近寄る清平は、背後に気配を感じて歩みを止めた。 「やあっ!」 気配の主は意識を取り戻したアカニンジャーで、無駄だと知らずに刀を清平に振り下ろす。切っ先は頭に命中して、やはりボキリと折れてしまい、 「えっ⁉」 狼狽えるアカニンジャーの方へゆっくりと振り返った。 「そんなっ⁉」 「何千年と、恐怖を蓄えた体には効かんよ」 「なんだって⁉」 「ほら、俺を倒さないとあそこで寝てるキニンジャーが焼け死ぬぞ?」 「望み通り、やってやらあっ!」 アカニンジャーのパンチを清平はひょいと受け止め、突き出された左腕もしっかりと握ってしまうと、 「お前もトロいんだな」 と呟き、足を不義上げ股間を蹴りつけた。 「ぎひあっ!」 「ほら、もう一発」 「ぎゅはっ!」 アカニンジャーは痛みに内股に鳴りながら、両腕を振り回して清平から逃れようともがく。だが、清平の腕はびくとも動かず、 「ほらほら、早く俺を倒してみろ」 「言われなくたって、…今すぐに!」 「なら早くしろ」 そう言ってまたアカニンジャーの股を蹴り上げた。 「ひぎいいいっ!」 炎の中でアカニンジャーの悲鳴に意識を引き戻されたキニンジャーがよろめきながら立ち上がる。炎の向こうではアカニンジャーがひたすら股間を蹴り上げられて、 「ああああっ! がふっ! ひぎゃあっ! ぐへっ、ぎゃっ! ぎゅあっ! ぐはあっ!」 清平の足下に火花が散り落ちる。 なんとかしなきゃ……! キニンジャーは再び手裏剣を投げた。炎の壁を突き破り、鋭い刃が一直線に飛んでいく。清平はアカニンジャーをくるりと回して背後から抱きかかえると、そのまま手裏剣の方へ向き直る。そして、その刃がアカニンジャーに突き刺さった。 「ぐあああああっ!」 「気づかないとでも思ったか」 清平はアカニンジャーをひょいと担ぎ上げて両足を無理やり開くと、キニンジャーに向かって走り出した。 「えっ、うわっ⁉」 そして、驚くキニンジャーの股間を蹴り上げ、 「ひがっ!」 飛び上がったところへアカニンジャーの股間を顔面に押し当てさらに勢いをつけて走り出す。そのままアカニンジャーを前へ放り投げると、二人は柱にぶち当たった。 「ぐはっ!」 「んぎいいぃっ!」 キニンジャーは後頭部を打ち付け、そしてアカニンジャーの股間に衝撃が炸裂する。柱がガラガラ崩れ落ちて、細かく砕けた破片の中から、キニンジャーが立ち上がった。 「ぐあっ……」 意識が朦朧として、視界が霞む。キニンジャーの目には清平がだぶって見えて、まともに立つことも出来ない。よろよろと前に歩み出て、パンチを放つが力のないそれは空を切るばかりである。 「どこだ…、どこに……!」 「こっちだ」 キニンジャーが声のした方向へ振り返る。そこには清平が口を開いて立ち、 「食らえ!」 無数の火球を乱射しはじめた。火球は続けざまにキニンジャーに命中して、 「ぐわあああああっ!」 スーツが至る所から大爆発を起こした。 「ぐあああっ! うあっ! ゔあ゙あ゙あ゙っ!」 立て続けに散る火花でキニンジャーの姿が見えなくなっても、清平は火球を放ち続けた。 「うああああっ! ああ゙あ゙っ! ぐあ゙あ゙っ!」 気が済むまで火球を撃ち終えて清平が口を閉じる。目の前に立つキニンジャーは体から力が抜け、膝から崩れ落ちた。 「あうっ…、うぅっ……!」 掌をゆっくりと握り、震える頭を持ち上げる。目の前には清平が薄ら笑いを浮かべて立っていた。そしてその手が伸びて頭を掴むと、キニンジャーは宙に持ち上げられた。 「ほら、どうした早く倒してみろよ」 「あ゙うっ、づよ゙っいぃ゙っ……!」 キニンジャーの股間にじゅわりと小水が染み、音を立てて床へとしたたりはじめた。 「降参するなら命は取らんぞ?」 「ぼぐっ…のぉ゙っ…、まけっでずうぅ゙っ……」 キニンジャーの股間がみるみる膨らみ、それまでこぼしていた小水に変わって、白濁汁がじゅくじゅくと染み出してきた。清平はキニンジャーの股間に鼻を近づけ臭いを嗅ぎ、 「貴様、カスが臭うぞ」 「あうゔぅ゙っ」 子種を垂らす股間に清平は爪を立て、キニンジャーのスーツを引きちぎる。汗と小便と精液でぬるぬる光る皮かぶりが姿を見せ、だらしなく鈴口から漏れる精液に清平は舌を這わせるとぱくりと咥え込んだ。 「んひっ⁉」 そして、じゅるじゅる音を立てて吸い始めたのである。 「んおおおおおっ⁉」 十六歳のキニンジャーは突如訪れた快楽に声を上げた。他人に吸われるなどもちろんこれが初めてである。清平は舌で器用に包皮をずらすと、さらにきつく吸い上げる。 「お゙お゙お゙お゙っ⁉」 ゴクリと喉を鳴らして精液を飲み込んだ清平は、 「初物か? 上等な味だぞキニンジャー」 と言って笑い、彼を床にたたきつけた。 「ぐはっ!」 派手な音を立ててマスクが砕け散り、キニンジャーの素顔があらわになる。床に向けて何発も精液を放つと、やがて気を失った。 清平は舌なめずりして、背後のアカニンジャーに向き直る。のっしのっしと歩み寄って口を開けると、四匹の巨大なミミズのような虫を吐き出した。 四匹はアカニンジャーの手足にまとわりつくと、器用に体をくねらせて手近の柱へ引きずっていく。アカニンジャーの背中を柱にあて、手と足を器用に柱へ回すと、ゆっくりとそれを昇りはじめた。後ろ手に拘束すると虫は岩のように固まり動かなくなった。 冷えた空気がアカニンジャーの頬を撫で、うっすらと目を開ける。 「うあ……?」 「起きたか」 清平の声がして、ぼやけた視界が徐々に目の前のキニンジャーを捉えはじめた。キニンジャーの足下には紫に燃えさかる円が広がって、びっしりと呪文が書き込まれている。そしてその真上で、体を大の字に開いて空中に拘束されていた。キニンジャーは血だらけの顔を恐怖に歪め、歯をカチカチと鳴らしてじっとアカニンジャーを見つめている。彼の股間にはアカニンジャーのマスクがくっついていた。 「なにを……?」 疑問に答えるように、清平が言った。 「キニンジャーのちんこにな、お前のマスクを引っかけたのさ。もし、萎えて落としたら仕置きをしてやろうと思ってな」 「なん…だと……?」 清平は拘束されているアカニンジャーに近寄り、 「あいつ、俺にしゃぶられて射精したんだよ」 「…てめぇなんてことを!」 「刺激に弱い小僧だぞ? ちょっと玉袋を撫でてやればだらだら我慢汁を垂らすんだ」 清平の背後でキニンジャーが顔を背けた。 「お願い、言わないで……!」 「奴はな、玉袋を嘗められるのが大好きなんだ」 「…やめてよ!」 「筋を嘗めてやると竿をひょこひょこ動かして、鈴口がぱっくり開いてどーろどろと」 「…お願い……!」 「咥え込んで、手で玉袋を撫でながら嘗め回したらあっという間さ」 清平は笑い、アカニンジャーの股間へ鼻を近付けた。すんすんと鼻を鳴らして臭いを嗅ぐ様子に、アカニンジャーが顔をしかめ、 「…この変態野郎……!」 額に青筋が浮かぶほど清平を睨みつけた。 「なんとでも言え。じきにお前も俺なしじゃいられない体にしてやる」 清平はアカニンジャーの股間に爪を立て、スーツを引き裂いた。バチバチと火花を散らして裂けていき、縮こまった包茎がぶるんと外に飛び出した。 「臭いと思ったらお前もか」 「う、うるさい!」 「しかも…、完全に被って出てこないと見える。さぞかしカスを溜め込んでるんだろうな?」 清平は指先でアカニンジャーの包皮口に指を突っ込むと、亀頭を爪で引っかき回して強引に恥垢を絡め取っていく。指にべったりと垢をつけた清平はそれをアカニンジャーの鼻先へもって行った。 「嗅げよ」 「ゔっ!」 「さあて、アカニンジャー。お前にもゲームだ。なあに、簡単なことだよ」 「誰がそんなもんやるかよ」 「やらないなら、キニンジャーの頭を握り潰すだけだ。俺の腕力はもう知ってるよな?」 「やめろ!」 「じゃあ、遊んでくれるよな?」 清平は再び包皮口に指を差し込んで、溜まりに溜まったアカニンジャーの恥垢を掘り出すと、指先でこね始めた。 「食え」 「はあ⁉」 「嫌か? ならキニンジャーとお別れだな」 「うぅっ……!」 「どうしても嫌なら……」 清平がキニンジャーの方へ向き直る。 「お前が食え。さもなきゃ殺す」 清平がにたにたと笑う。キニンジャーの鼻先へ指を近付けると、顔を歪めて噎せ返った。 「どんな臭いだ?」 「…ゔえ゙っ」 「ほれ、口を開けろ」 「やめろ!」 「ん?」 「お前、一体何がしたいんだよ!」 「なにって、遊んでるのさ。数百年ぶりの地上だからね。楽しまなきゃ」 そういうと、清平は恥垢にまみれた指を自分の口へ運ぶ。アカニンジャーが顔をしかめて目をそらした。 「臭すぎるな」 清平は笑ってアカニンジャーに近寄ると、玉袋をなで回しはじめ、 「んっ」 「お前もここが好きか? じゃ、本当のゲームを始めよう」 清平が一歩引くと、空中に拘束されていたキニンジャーの体がゆっくりとアカニンジャーの方へと近づいていく。キニンジャーの姿勢を操って、アカニンジャーの股間へ顔を近付けさせた。 「ちんこが上反りで助かったな。今からアカニンジャーのチンコを嘗めて勃たせろ。ただし、マスクを落としたら、わかるな?」 キニンジャーはしばらく清平の方を見つめた後、目の前の包茎に視線を向ける。ゆっくり口を開けて舌を伸ばすと、付け根にぶら下がる玉袋を舌で嘗めた。 「ひうっ!」 「アカニンジャーが勃起するか、キニンジャーがマスクを落とすか。死ぬ気でやれよ?」 清平はそう言って、近くの車のボンネットに腰掛け、二人をじっと見つめた。 アカニンジャーがぎゅっと目をつむったまま、 「あうっ、ふっんっ……」 吐息を漏らす。その吐息が激しくなる場所を探して、キニンジャーは舌で玉袋を責めた。 「ひうぅっ!」 アカニンジャーがぞくりと体を震わせうわずった声を上げた。むくむくと包茎が頭を持ち上げはじめたところで目を開けると、自分の股間を嘗め回すキニンジャーが視界に入り、包茎から力が抜けていった。キニンジャーのペニスは硬さを保ったまま、マスクを器用に引っかけ続けていた。 清平が、 「ちなみに」 と二人に言う。 「仕置きの内容はまだ伏せるがね、俺の息子が萎えたらお前ら二人まとめて殺す。せいぜい頑張れよ」 それを聞いて、アカニンジャーが小声で囁いた。 「おい、どうする?」 「僕たちじゃ、あっさり殺されるよ……」 「だからって、諦めるわけにいかないだろ?」 「よけいな事考えないで、集中してよ」 「できるかよ、だって……」 「早く勃ってよ。…僕、もう限界だよ……!」 アカニンジャーのよけいな一言が、キニンジャーの気をそらしてしまい、それまで必死に保ち続けていた固さが徐々に失われはじめていた。 「だめだ、絶対に落とすなよ?」 「…ごめん、無理だよ……!」 キニンジャーのペニスからマスクがずるりと落ち、駐車場にカツーンと音を響かせた。 「残念でした」 清平が立ち上がり、キニンジャーへ近寄る。 「な、なにをっ……⁉」 「これを見ろ」 清平の股間から、黒々とくすんだ太い巨根が生えてきた。 「こいつでお前を犯してやる」 「…や、やだっ……!」 清平はキニンジャーの背後に回って両腕を掴むと、丸出しの尻穴に亀頭を押しつけた。 「やめて、尻が裂けちゃう!」 「知るか」 「やめてくれ! やだ、やだあっ!」 「歯ぁ食いしばれ!」 「いやだあああああっ!」 尻穴をミチミチ亀頭がこじ開けたかと思うと、ドズンッと一気に根元まで突き刺した。 「ひぎゃあ゙あ゙あ゙っ! い゙でえ゙え゙え゙っ! むり゙っ! む゙り゙い゙い゙ぃぅゔあ゙あ゙あ゙っ! 抜いで! ぬ゙い゙でえ゙え゙え゙っ!」 「ほれ、楽しめよ!」 「や゙だあ゙あ゙あ゙あ゙っ!」 清平が乱暴に腰を振り始めると、キニンジャーを拘束している印がカッと光って、尻を突き上げられる度に派手に揺れる玉袋に一筋の光を撃ち込んだ。 「ひぎゃっ⁉」 途端にキニンジャーの玉袋がずっしりと重みを増して、ヒクヒクと動き出したのである。 「キニンジャー、これでお前は俺の虜になるんだ! このぶっといのに突かれる快楽を体にしっかり刻み込んでやったからな!」 「や゙め゙でえ゙え゙え゙っ!」 「てめえで尻をほじろうがシコろうが、二度と種が出ない体になったぞ! 俺に掘られない限り二度とな!」 「い゙や゙あ゙あ゙だあ゙あ゙あ゙っ!」 「ほれほれ、どんどんお前の玉袋に刻まれていくぞ⁉」 印は凄まじい速さでキニンジャーの玉袋に光を打ち込んでいる。彼のそれは鶏卵ほどの大きさに膨らみ、鈴口からは止めどなく我慢汁が溢れていた。さっきまで萎えかかっていたのが嘘のように、ペニスはそそり立ち、キニンジャーは股間から沸き上がる強烈な快楽に体を震わせて泣き叫ぶ。 「お前は玉袋を触られるのが好きだったな⁉ その刺激も加えてやろう」 「がああ゙あ゙っ⁉ あっぎゅえっ! ひぎいいっ! ひぎいいいいっ!」 キニンジャーはあごが外れそうなほどの大口を開け、ボタボタ涎を垂らしながら白目を剥き叫ぶ。今にも破裂しそうなほど勃起したペニスは亀頭を真っ赤にして、射精の瞬間を待ち続けた。開きっぱなしの鈴口から我慢汁を漏らし、 「ひうゔゔぅ゙つ! ひへっ、ひい゙ぃえ゙え゙っ!」 白目を血走らせて鼻血を噴き出し、 「イくッ! イぐイぐイぐゔぅ゙っ! イギだい゙い゙い゙っ!」 「俺が射精(イ)かない限りお前も出せんぞ!」 「ぞん゙な゙あ゙あ゙っ!」 キニンジャーの足下から、矢継ぎ早に光の筋が撃ち込まれ、仮性包茎は血管を浮き上がらせて激しく揺れ動いた。清平のペニスに何度も奥を貫かれながら、キニンジャーは間抜け面で泣き叫び、 「ケツ! ケツイくっ! ケツでイぐゔゔっ!」 あられもない言葉を吐き散らかす。仲間が目の前でレイプされているというのに、アカニンジャーは拘束を解くどころか、包茎が勃ちあがって包皮口に我慢汁を溜め込んでいた。 「清平、もうやめろ! やめてくれ!」 アカニンジャーが叫ぶ。 「なぜだ?」 「もう、もうっ……!」 「これ以上苦しめるな、とか興ざめなことを言うなよ?」 印から光の筋がアカニンジャーの額に刺さった瞬間、アカニンジャーは体を仰け反らせ、 「こいつのアホ面で俺も゙イ゙ぎぞゔゔゔっ!」 堰を切ったように、キニンジャーとアカニンジャーは口々に叫びはじめた。 「お願い゙だから早ぐ射精(だ)じでえ゙え゙え゙っ!」 「こい゙づの声でイギぞゔゔゔっ!」 「キンタマ゙弾ける゙ゔぅっ! 破裂ずるうゔあ゙あ゙あ゙っ!」 「む゙り゙ぃ゙っ! も゙お゙む゙り゙い゙ぃ゙っ!」 キニンジャーの袋とアカニンジャーの袋に、印は大量の光を刺し続けた。 「さあてそろそろイくとするか。驚くなよ? 俺のはたくさん出るからな……!」 「あっ! ああ゙っ!」 「受け取れキニンジャー!」 「や゙め゙でえ゙え゙え゙っ!」 キニンジャーの中で、清平の亀頭がぱっくり口を開けると、粘り気の強い精液が噴き出した。それはキニンジャーの尻穴から派手な音を立てて噴き出すほどで、体内の汁が勢いよく腸を駆け上っていく。 「アガッてくるっ⁉ 精子アガッてぐる゙ゔぅ゙っ!」 キニンジャーが体を突っ張らせた瞬間、口と鼻から清平の精液が噴水の如く噴き出し、 「お゙ぼお゙お゙お゙お゙お゙お゙っ⁉」 キニンジャーの鈴口ががばっと開き、シャーッと音を立てるほどの勢いで大量の精液が撃ち出された。足下に転がるアカニンジャーのマスクを精液まみれにしただけで飽き足らず、ペニスが千切れそうなほど脈打ってあたりに精液をまき散らした。 向かいにいるアカニンジャーの包茎も、包皮口からドロドロと粘り気の強い白濁汁を垂らしている。包皮に邪魔されて飛ばない分、その独特の射精は清平の心をくすぐった。 「きもっ、きもちいっ……!」 「もっと…、もっとお゙っ……!」 清平がペニスを引き抜くと、キニンジャーはがくりと頭を垂れ、アカニンジャーは体を仰け反らせて物欲しそうに清平を見つめる。 「アカニンジャー、お前も欲しいか?」 欲望がギラつく目を向けると、アカニンジャーは唾を飲み込み、小さく頷いたのだった。 戦いが終わり、敗北したキニンジャーは泣きながら、目の前で犯されているアカニンジャーを見つめて、自分のペニスを擦り続けた。玉袋は肥大化して、勃起もし、我慢汁も止まらないというのに、どれだけ擦ろうが袋をなで回そうが射精する気配すらない。 同じく戦いに敗れたアカニンジャーは四つん這いになって、清平に掘られて泣き叫ぶ。 「ケツッ、ケツッ! もっと、もっとおぉお゙ぐゔゔあ゙あ゙っ!」 「よおし待ってろ」 清平はアカニンジャーの腕を掴んで立ち上がらせると、そのままさらに激しくペニスで何度も貫いた。アカニンジャーの包茎が震え、清平が七度目の射精を向かえるとついに、 「ぎもぢいい゙い゙っ!」 潮を噴き始めた。それを目にしたキニンジャーはさっとアカニンジャーに駆け寄ると、彼の包茎にしゃぶりつき、激しくペニスを擦りあげる。 「ん゙お゙お゙っ!」 足下で喉を鳴らして潮を飲むキニンジャーだが、 「清平、頼むよ! 次は僕でしょ⁉ 射精(だ)したいよ!」 「そんなにイキたいのか?」 「お願いだよ、苦しいよ……!」 「よし、いいだろう。その代わり次のゲームに勝ったら二人まとめて相手してやる」 「ほんと⁉」 「さあ、目を閉じて……」 キニンジャーは頷き目を閉じた。清平はアカニンジャーからペニスを引き抜くと、二人の体を光で包み込み、駐車場から運び出した。 アカニンジャーとキニンジャーが目を覚ますと、目の前の光景を見て言葉を失った。柱に縛り付けられた二人の前に、燃えさかる瓦礫の山が広がっていたのである。街も何もかも、破壊し尽くされた後で、生き残り焼け出された人々はうつむき彷徨っている。 そのうちの一人がアカニンジャー達に気づいて、恨みの籠もった視線を向ける。服はあちこち裂けているが、胸に銀の階級章をつけ、腰にはけん銃を提げている。 一人、また一人と磔にされた二人の元へ集まりはじめた。警官は銃を抜き、アカニンジャーの胸に狙いをつけた。赤ん坊を抱きかかえた主婦は手にした包丁を握りしめる。 「…そんな目で見ないでくれよ……!」 「ぼ、僕たちは……、だって…、僕は……!」 「清平! どこにいるんだ⁉」 「助けてくれよ清平!」 アカニンジャー達は清平の名を叫び続けた。その間にも生存者達は武器を手ににじり寄る。 二人の足下が歪んで、清平の顔が浮かび上がった。 「次のゲームは置き去りにすることだよ。さようなら哀れな忍び達。たっぷり楽しませてもらった礼と言っちゃなんだが、お前らが盛ってる姿は星中に映像を流してある。せいぜい、最期の時まで楽しんでくれ」 「待てよ…! やめてくれよっ!」 「待ってよ清平!」 「土産と言っちゃ何だがね」 清平の姿が消え、足下に街頭ビジョンで放映された二人の姿が映し出された。キニンジャーはアカニンジャーの尻にペニスをねじ込み、キニンジャーの尻には巨大ミミズが突っ込まれていた。 「アカニンジャー、お前の股にぶら下がってるのは何だ?」 「鼻壊れそうなほど臭え包茎です!」 「カスほじくって食いな。そしたらまたたっぷり犯してやるぞ?」 「はい!」 「イぐっ! イぐうぅ!」 映像がブツリと途絶えると、再び清平が顔を出し、 「死ぬほど笑わせてもらったよ。退屈しのぎをありがとうな」 と言い、清平と共に足下の歪みが薄れて消えた。 (了)