GW明け、ピクシブの公開コンテンツが不適切だと非公開を食らったり(14条違反のおそれ)、それでいて「どこがだめかまでは教えてあげない♡」といじわるされてストレスマッハの僕ですw
さて、今回は戦隊のやられ画像を作るにあたり、ポーズについて考えるところから始めたいと思います。
おそらく、この記事を読んで実践している方は手っ取り早く作れる「倒れている姿」を多く出力しているかと思います。
こんなのとか、
こんな感じ。もちろんこれだけでもエロいけど、たとえば「とどめを刺される寸前」の弱々しい立ち姿とかも欲しくなったりしませんか?
今回はポーズについて考え、それを表現する際にどんな方法が使えるのかをご紹介します。
ところで、あるフォロワーさんから「chatGPTに画像を読み込ませてやられシーンを作れた」という話を共有していただきました。実際に出力された画像や日本語のチャット形式による生成指示のスクショなども見ました。あれがSDでもできれば楽なんですがねw
ただ、やはり3000円近くの課金が毎月必要とのこと。そして、それら画像を学習して出力するとなると、あまり「やりすぎたら規制がかかる」場合も考えられるので、あまりおすすめできるものではありません。
そうした一般AIを利用する際の記事についても今後拡充していく予定です。
・・・少し脱線しましたが、話をSDにもどします。
SDで欲しいポーズを作るためにプロンプトを工夫している方も多いと思いますが、なかなか思い通りの姿勢になってくれない、なんてことも多いでしょう。
プロンプトでは、「敗北、ふらついてる」というのを英単語にして出力させるように指示をしたのに、出てきたのは上記の画像。そこからさらにいろいろと苦労を重ねて、
これがでてきちゃう。うまくいかないもんです。
AIに対して作り手の指示、意図が正しく伝わらなかった結果がこれなんです。
この画像で使用したプロンプトを以下に書きますね。
1boy,rpmred, robot, solo, rpmred helmet, rpmred bodysuit, tire white gloves, black belt, red boots,
standing,(staggering:1.3), (reeling:1.2), (pained expression:1.3), (in pain:1.2),
masterpiece, best quality,anime style, anime painting,
弱ってふらついて立っている様子を作ろうとして、
standing,が頭についています。痛みがどうとかふらついてるとかがくっつく感じ。それぞれの要素を「強調」( (強調したい要素:強度 )を指定しているのですが、うまくいかなかった結果です。
これは結局のところ、SDの「優先度」や「理解」がぐちゃぐちゃになった結果生じたもので、プロンプトの先頭に来るものほど優先度が高くなります。そして、最初のstanding(立っている)が真っ先にきているもんだからこうなっちゃった、と。
もちろん、使用しているLoRA(追加学習モデル)の影響も否定できません。
普通は「ヒーローのかっこいい姿」を作るために用意されていますから、ボッコボコにやられてる様子なんかの画像とかを持ってきて学習させるわけがありません。立っている、という言葉に学習した内容が色濃く出てしまった、というのが最初の仮説でした。
そこから数時間の格闘の末、これや、
これが出力できるようになりました。つまり、学習モデルは別に「悪くない」ということ。
上記の画像のプロンプトをだしますね。
1boy,Slim, toned body,
ruins, indoors,
(defeated:1.5),exhausted,Unsteady, (Violent trembling, violent motion lines:1.5),
GEKIRED, robot, solo, GEKRD helmet, GEKRD bodysuit, GEKRD gloves, GEKRD boots,
anime style, anime painting,masterpiece, best quality,ultra highres,Ultra detailed,
敗北した、力尽きている、ふらついている、激しい震え、激しいモーションライン、
これで数回生成したらさくっと出てきてくれました。
結局何が言いたいのか。「すべてを決めるのはプロンプト」だというのが証明された格好になりましたね。
そして色々なキャラクターでためしてみました。
ぶっ倒れる寸前の殿とか、
背中をばっさりやられちゃった殿とか。
もうすぐ逝きそうなのとか。
プロンプトがしっかりかければ思い通りのものが出てくるのだ、と。
そして、戦隊といえば爆破、火花ですよね。
「ぐぅうわああああああッ!!」
と派手に叫んでスーツから火花を撒き散らす。最高にエロい。そしてそれを作りたい。色々実験をしてみました。
その1)inpaint機能で書き足す
SDには出力した画像をベースに新しいものを「書き加える機能」もあります。
(一部トリミングしています)
ある日実験したときに、「開口部から火花が出るのではないか」という仮説を立てました。マスクオフ状態で叫んでいる口から火花が出たことがありまして・・・w
そこから、「火花が出る場所」となる出口を用意してやれば、AIが「わかったよここから出せばいいんだね!」ってわかってくれるかもしれない。
というわけで、弟者を実験台に出発点となる「血」をつけ、そこから火花が出ているよとプロンプトで指示した結果がこれでした。
みなさん、一度の画像生成に「全部盛り」で出そうとして出てこない、なんてことも経験されたかと思います。僕もそうです。全部盛りのが楽ですよねw
でも、思ったように出てこないなら、img2imgにあるinpaintに画像を読み込ませ、追加するのがいいかもしれません。もちろんこれも思ったような画像を出そうとすると場合によっては300枚以上出力する羽目になります(別の記事で解説します)
ようやく追い詰められて虫の息からの・・・
僕の小説作品のラスト付近でよく見る描写がつくれるようになりましたw
次回の記事では実際の生成過程を見ながら、ポーズの作り方、強調構文、そしてモザイクが掛かっているエリアをどうやって作るのかをご紹介します!