状態変化を愛するあなたへ
今月もお届けします! あなたの創造力を刺激し、心の奥底で眠っていた「好き」を目覚めさせるかもしれない、特別な状態変化作品です✨ 可愛らしさと、ちょっぴり刺激的な魅力が詰まった最新作で、心も体も満たされる体験をお届けできたら嬉しいです!
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「あー…またやらかした…」
コンビニの冷ケースの前で、私は缶チューハイ片手に深いため息をついた。会社で大きなミスをしてしまい、気分は最悪だ。暗いオーラでも出ていたのだろうか、聞き慣れた声が不意に背後から聞こえた。
「ん?アンタじゃん。そんなとこで突っ立って、また嫌なことでもあったのか?」
振り返ると、そこには東堂杏璃先輩がいた。肩甲骨まで伸びた金髪がさらりと揺れ、前髪の真ん中がぴょこんと小さく角のように突き出ているのがチャームポイントの、スタイル抜群の美人。少し吊り上がった赤茶色の瞳が、心配そうに私を覗き込んでいる。
「杏璃先輩…お疲れ様です」
「おつかれー。で、どうしたのよ、そのションボリ顔。ったく、見てらんないね。…よし、こうなったらおねぇさんの腕の中で泣きな?(笑)」
杏璃先輩は悪戯っぽく笑って私の肩を軽く叩いた。いつものからかい口調だけど、その奥には優しさが滲んでいる。
「もう、からかわないでくださいよ…」
「はいはい。ま、なんだ、一杯付き合いなさいよ。ウチ、すぐそこだから」
そう言うと、杏璃先輩は私の腕を引いて、半ば強引に自分のマンションへと連れて行った。
杏璃先輩の部屋は、彼女の性格を表すように少し大雑把だけど、居心地の良い空間だった。ソファベッドに二人で並んで腰掛け、買ってきたビールで乾杯する。
「で?何があったわけ?」
ビールを煽りながら杏璃先輩が尋ねる。私はポツリポツリと会社での出来事を話し始めた。杏璃先輩は黙って私の話を聞いてくれる。その優しさが、逆に私の中に黒い感情を芽生えさせた。いつものようにからかわれたことへの、ちょっとした腹いせのつもりだった。私は杏璃先輩にバレないように、ポケットから取り出した小さな包みを開け、中に入った白い粉末をそっと彼女のビールに混ぜ込んだ。
「…ん?なんか、身体アツくなってきたかも…」
しばらくして、杏璃先輩が頬を上気させながら言った。
「大丈夫ですか?」
「んー…なんか、フワフワするっていうか…って、あれ?なんか…身体が…?」
杏璃先輩の声が戸惑いを帯びる。見ると、彼女の身体が少しずつ、けれど確実に変化し始めていた。
「ちょっ…なにこれ…!?手が…肘置きに…なって…!?」
杏璃先輩のしなやかな腕が、硬質な肘置きへと変わっていく。両脇を締めたガッツポーズのような形で固定され、握られた手は柔らかいクッションのようだ。
「あ…あぁっ…!?」
金色の髪が揺らめいたかと思うと、頭部はみるみるうちにソファベッドの背もたれ部分へと変形していく。特徴的な前髪の角のような房と外ハネが、背もたれを立体的に飾り、顔立ちはプリントされたように滑らかになったが、驚きに見開かれた赤茶色の瞳は確かに生きていて、表情も動いている。
「や…やだ…!足が…!あぐらかいたみたいに…座面に…!」
スラリとした脚はあぐらをかいたような形で固まり、そのまま座面へと変わっていく。そして、その中央、四角形の隙間を埋めるように、彼女の最も敏感な部分が二つの柔らかなクッションへと変化し、そこに収まった。
「んんっ…!おっぱ、おっぱいが…クッションに…なってる…!?」
豊かな胸は、背もたれと座面を繋ぐ傾斜部分に置かれた、二つの大きな柔らかいクッションになった。全身の質感は、ソファベッド特有のサラリとしたファブリックと、もちっとした人間の肌が融合したような、不思議な感触に変わっている。
「どっど、どどういうこと!?う、うう動けないっ?」
完全にソファベッドへと姿を変えた杏璃先輩が、背もたれに浮かんだ顔で叫ぶ。声は少し大人びてツヤがあるけれど、ガサツな響きは消え、切羽詰まった色が濃い。
「ふふ…さっき、からかった腹いせですよ、先輩。ソファベッドになっちゃう粉薬、ビールに混ぜちゃいました」
私が悪戯っぽく笑うと、杏璃先輩の顔が絶望に染まる。
「早く元に戻してくれよ、からかって悪かったって…ごめん…すいません…」
目に涙を浮かべて懇願する先輩。その姿に少し胸が痛んだが、私はそのままソファベッドになった杏璃先輩の上に、ゆっくりと身体を預けた。
「あ…ぁ…」
私が寝転ぶと、杏璃先輩の背もたれから、吐息のような声が漏れた。
(なんだ…この感覚…?後輩が…アタシの上で…寛いでる…?)
ソファベッドとしての役割を果たしている。そして、落ち込んでいた後輩を慰めている。その事実に、杏璃先輩の心は奇妙な充足感で満たされ始めた。遅れて、じわじわと身体の奥から性的な快感がこみ上げてくる。
(うそ…気持ち、いい…?なんで…アタシ、ソファベッドなのに…)
精神までソファベッドに近づいていることに、杏璃先輩は内心で戦慄した。
私はクッションになった杏璃先輩のおっぱいに顔を埋め、ゆっくりと揉みしだいた。
「んんッ…!や…やめ…んっ…!」
抵抗しようとするが、身体はわずかに震えることしかできない。ファブリックと肌が融合した不思議な感触のクッションは、私の手の中で柔らかく形を変える。その刺激は、杏璃先輩にさらなる充足感と、抗いがたい性的快感をもたらした。
「あぁ…っ…♡」
次第に抵抗は弱まり、杏璃先輩の口からは甘い吐息が漏れ始める。ソファベッドとしての自分を受け入れ、その快感に溺れていくのを感じていた。
小一時間ほど経っただろうか。私はゆっくりと起き上がり、座面にあたる杏璃先輩の脚の間に跨った。あぐらをかいた座面の中央、二つの柔らかなクッションへと変化した彼女の最もデリケートな部分が、そこにある。
私が自分の昂りをそこに押し当てると、杏璃先輩の背もたれに浮かんだ瞳が、熱っぽく潤んだ。
「アタシの身体♡…嫌なこと全部、忘れられるだろ?♡…あぁ~♥気持ちいい♡きもちィ♥…もっと♡もっと♡おねぇさんの腕の中で泣いてぇ♥…イッ♥良いからなぁ♡」
挑発するような、それでいて蕩けるように甘い声。それはもう、いつもの姐御肌の先輩ではなかった。ソファベッドとしての快楽に目覚めた、新たな東堂杏璃の声だった。
私はゆっくりと、クッションの間に自分の全てを沈めていく。
「んんんぅうううッッ!!!!♡♡♡」
杏璃先輩の背もたれから、甲高い嬌声が迸る。ファブリック越しながら、内部の熱と柔らかな感触がダイレクトに伝わってくる。それはソファベッドでありながら、紛れもなく生身の女性を感じさせた。
「イクッ…!アタシ…もう…ダメぇええッ♡♡♡」
「先輩…!」
「イッ♥イクッ♥アンタも一緒にッ♥イッ♥イクゥッ♥!!!!」
快感が最高潮に達した瞬間、ソファベッド全体がピクピクと細かく痙攣し、杏璃先輩は絶頂を迎えた。私もまた、その温もりの中で全てを解放した。
次に目を覚ました時、身体に柔らかな感触と温もりを感じた。ぼんやりと目を開けると、自分が東堂杏璃先輩の上に覆いかぶさるようにして眠っていたことに気づく。そして、杏璃先輩は…いつもの人間の姿に戻っていた。サラサラの金髪が枕に広がり、穏やかな寝息を立てている。昨夜の出来事がまるで夢だったかのように、彼女は元の美しい姿で眠っていた。
「…ん…」
私が身じろぎすると、杏璃先輩がゆっくりと瞼を開けた。焦点の合わない瞳が私を捉え、数秒後、ぱちりと大きく見開かれる。
「オイッ!アンタ朝だぞっ起きろ!」
驚いたように、それでもいつものガサツな口調で私を揺さぶる。その身体は紛れもなく生身の温かさを持っていた。
私は慌てて体を起こした。昨夜の、杏璃先輩をソファベッドにしてしまったこと、そしてその身体で性行為に及んだ自らの行為を思い出し、罪悪感で顔を暗くする。
すると、杏璃先輩はむくりと起き上がり、私のそんな表情に気づいたのか、ふっと表情を和らげ、柔らかな声色で言った。
「…また嫌なことがあったら、おねぇさんの腕の中で泣きな」
そう言って、杏璃先輩は私を優しく抱きしめた。その温もりは、昨夜の不思議な感触のソファベッドとは違う、けれど確かに安心できる、いつもの先輩の温もりだった。
金色の髪が私の頬をくすぐり、赤茶色の瞳が、少しだけ悪戯っぽく細められた気がした。